再掲載 おしべとめしべ
各地で桜の開花が進んで春を実感してきましたね!
関東はお花見シーズンを迎えますが、お天気がイマイチ・・・
アーモンドの花って桜と似ているんですね~
過去の放送で「おしべとめしべ」について話した回があったので再掲載
◎今週のテーマ「おしべ、めしべ、タネ」
・「おしべ」と「めしべ」は、花にとって最も重要であり、逆に「おしべ」と「めしべ」がなければ花ではない
・花は花粉がめしべにつき受粉しなければ、実を結ばず種もできない
○花の美は昆虫のため
・花は主に昆虫によって花粉を運んでもらい受粉する
・花の形や美しい色、たんぱく質を含む花粉や蜜は、昆虫を引き寄せるため
・花粉を運ぶ昆虫で代表的なのは、チョウ、ミツバチなど ・ミツバチを例にすると、赤い色を赤と認識できず黒と同じに見えるが、紫外線を認識できるという
・花びらの中心部に近いところが紫外線を集めやすい色になっていて、ミツバチは紫外線をキャッチして花の中央部に行く
人は黄色く見える花もミツバチが見ると・・・
○「おしべ」と「めしべ」が分かれている理由
・種子植物の多くは、自家受粉を率先して行おうとは思っていない!
・他の花からの花粉と受粉することで遺伝子に多様性を持たせようとしている
・多様性を持つことにより、環境変化に対応できるようになるなどより生命力を高め子孫繁栄できる(人間も同じ)
○種
・受粉に成功すると種が生み出される
・種は水分量を低く抑え、生育に適した環境で吸水すると発芽する
・植物は実を結ぶことで動物や鳥などが食べ、消化されなかった種は場所を変えて生育できる
○「種子法(主要農作物種子法)」廃止が可決成立
・戦後に制定された、日本で米・大豆・麦などの種を安定供給するための法律 ・廃止することで、民間企業(外国資本)の参入を進めようと意図されたのでは?
・種を企業に独占された場合、価格高騰・品種の単一化などが懸念される(水道事業の民営化も同じことが危惧される)
・種の多様性が失われると、環境悪化や害虫による被害を避けられなくなる
☆主食となる作物の種について関心を持ってもらおうと、チョット堅い話になりましたね
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