再掲載 電波
先日地震があったとき、まず思ったのは「伊方原発大丈夫か?」でした。
原発は日本各地に点在しているし元旦の能登地震でも新潟の柏崎刈羽原発を津波が襲わなくて良かったと思ったばかり。それもこれも福島第一原発は想定外の津波で“非常用発電機が水没”→原子炉建屋が水蒸気爆発という大惨事が起こり、今でもその後始末は続いていて終わりが見えないから
原発に興味ない方にも知っておいてほしいこと
日本にある原発は古い 設計は携帯・パソコンもない時代にされたものです 使用期限を過ぎている 重要部分は強いのかもしれませんが、配管や配線は経済面からコストを抑える傾向にあり保守点検で交換できない場所は危ないかも
空からの飛来物に弱い イランがイスラエルに間のヨルダンを越えてドローン攻撃しましたが、軍事的攻撃だけでなく実験発射のミサイルなどの飛来物の落下や飛行機や隕石など空からの飛来物からの防御力はありません。建屋は福島の事故で内部の水素爆発を抑えることもできず吹き飛んだように強固ではありません。
原発は簡単に撤去できない ドイツが原発の稼働をすべて停止したことは称賛に値しますが、放射性廃棄物処理をはじめ原発の廃炉は簡単ではありません
電気・ガス・水道は私たちの生活に不可欠なものです。どのように電気を生み出すのか? どのように送っていくのか? どのように使っていくのか? 選択を求められたときアナタならどうするのか?
近況報告 柚子の木移植の手伝い=柚子の木ってすごいトゲトゲでヤバかったです。何回かチクチクされたけどなんとか完了、ちゃんと根付いてほしいな ちなみに「桃栗三年 柿八年 柚子の大馬鹿十八年」というくらい実がつくまでの時間がかかるそうです
◎今週のテーマ「電波」
・私たちの身近に存在する電波は、テレビ・ラジオ放送やケータイ・スマホに不可欠なもの
・周波数が3THz以下の電磁波を「電波」という。電波は電磁波の中の一部
○電磁波
・電磁波とは電界と磁界が互いに影響し合いながら空間を光と同じ速さで伝わっていく波のこと(1秒間に30万km)
・電磁波は水面に生じる波のような性質をもっていて、波紋のように空間を進んでいく ・電磁波の周波数の単位はHz(ヘルツ)
・電磁波は周波数によって、性質が大きく異なり、暖房器具が発する赤外線は暖かく感じる。可視光線も電磁波!紫外線や放射線と呼ばれるX線やγ線も電磁波! ・自然界で電磁波の発生源として「太陽」がある。赤外線は暖かく、可視光線で明るく、紫外線は日焼けを起こす
・人類が電波を利用し始めたのは約120年前から ・日本のラジオ放送が始まったのは1925年(93年前)
・日本のテレビ放送は1953年(65年前)
・2003年(15年前)には地上デジタルテレビ放送が始まる
・また、個人で利用できる通信として1968年(50年前)にポケットベルサービス開始、1979年(39年前)自動車電話サービス、その後ショルダーフォン(平野ノラが持つアレ)、携帯電話サービス、インターネット接続、スマートフォン
○ケータイ電話が快適に利用できるのは
・基地局の間で電波をどんどんリレーさせ通話が途切れない仕組みがある
・ケータイ電話は、通話をしていない時でも電源が入っていれば、自分の位置情報を知らせる信号を出している
・直接・透過・反射する電波を同期させてひとつの強い電波として処理している ・高層ビルの上層階で通信状態が悪いことがあるのは、基地局の電波がやや下方向に出ているため最寄りにの基地局があっても遠い基地局が処理している場合があるから
・同じ場所、同じ機種でもアンテナ表示が違うことがあるのは、処理している基地局が異なる状況が起こるから
○電磁波と健康被害
・電磁波の中でも放射線と呼ばれる周波数の高いものは、原子の中から電子を弾き飛ばす作用を引き起こすため、遺伝子損傷により細胞ががん化する場合がある
・スマートフォン・携帯電話が利用している周波数は、頭部や人体に影響が出ないよう安全基準が設けられている
・ただし、「絶対にがんにならない」という結論に至っておらず、妊娠中の人などは注意を払ったほうがよい
・カラダが電波によりピリピリ・チクチク刺激を感じる人もいる
・電磁波が人体に当たり吸収された電波エネルギーは熱となり、全身又は局所的に人体の体温を上昇させる(電波の周波数帯においてもこの熱作用が僅かに起こる)
☆身近にあっても目に見えない電波は、便利で日常生活に欠かすことが出来ません。 しかし、放送や通信内容に振り回されないように暮らしましょう