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再掲載 婚姻の歴史 結婚と婚姻

大谷翔平選手と新妻である真美子さん

とてもお似合いのカップルだと思います


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末永くお幸せに


これは妄想ですが、ある日突然〈大谷翔平選手が親戚になるよ〉って言われたらどうなるんだろう?


そんな大谷選手結婚にからめて 番組で結婚婚姻について話した回があるので過去2回に分けた内容をひとつにまとめて再掲載



◎テーマ「婚姻の歴史」 


・結婚は人生における最大の決断


・結婚は人生の墓場 などなど


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「結婚」という表現は明治以降多く使われるようになったが、それまでは「婚姻」の方がよく使われた。 婚姻=社会的に承認された夫と妻の結合をいう。「婚姻」は配偶関係の締結のほか配偶関係の状態をも含む 


・日本の神話「古事記」の中に神様が結婚して日本の国土が作られたと記されており、日本最古の結婚と言われている


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・縄文時代、弥生時代

 仏教や儒教などが伝わっていなかった時代、日本人の祖先は男女間交際がおおらかで、集団の男女が複数の相手と関係を持つ乱婚・雑婚という状態が普通だった。また、他部族から娘を掠奪したり、米や家畜で娘を買うということもあった。


 ・部族・氏族間の争いが起こると部族・氏族内部の結束が必要となり、男の力の差による序列が生まれる。多くの妻子を養う力を持った男の周りにたくさんの女が集まり一夫多妻になる 


・部族間の戦争で男達が戦死。さらに狩猟中の事故で死ぬこともたびたびあった。病気にかかれば、できることは祈るだけ 


・当時の寿命は短く、平均年齢は20歳ほど。次々に子供を生み育てていかなければ部族・氏族は滅んでしまいます


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・飛鳥・奈良時代

 唐にならって男子15歳、女子13歳で結婚を許されるようになる ・掠奪や売買による婚姻を禁じることなどが規定された。 


・唐では重婚を禁じていたが、この頃の貴族は一夫多妻を続けていた


・平安時代

 貴族の子女は幼小のころに婚約することが多かった。 


・「源氏物語」に描かれているように、夫が妻の家に行く「通い婚」を経て、妻の家に同居した。 


・通い婚は、夫が訪ねてこなくなれば、即離婚!夫が愛人をつくることが当たり前だった

 

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・鎌倉~戦国時代

 妻が夫の家に「嫁入り」するようになる 


・武家の婚姻は政略結婚であり、女性は夫を選ぶことなどできなかった


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・江戸時代

 幕府は秩序統制のため「家」をすべての基礎とした 


・家の存続のため、妻は男子の跡取を生むことを求められた


・将軍家における大奥は極端な一夫多妻制と言える 


・大名~商家などは、優秀な男子に家を継がせることが当たり前で、長男でなく次男・三男からとか優秀な男子を養子にする、商家では優秀な使用人と主人の娘を結婚させて家を継がせたりした 


・江戸時代の婚礼から「仲人」が登場 ・三従の教え 「女性は父に従い、嫁いでからは夫に従い、老いては子に従う」という教育を娘に行った


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・明治~大正時代

 キリスト教の思想が流入、人権思想がもたらされる 


・西洋思想への反発から儒教思想も強く主張され「家督は、男子の年長者が家を継ぐこと」と規定されることに 


・明治政府の作った民法により、一夫一婦制が規定された(明治31年) 


・実際は男女不平等で女性に与えられた権利はなきに等しかった


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・現代

 終戦後、憲法に「結婚は結婚する当人同士が決めるもので、夫婦は平等」と定めらた 


・「嫁にやる、嫁にもらう」などという言い方は家制度の名残 


・生活や価値観の多様化から「結婚しない」という未婚を選ぶ方や婚姻届を出さないで暮らす事実婚も増えてきている

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◎「結婚と婚姻」 

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・日常用語の「結婚」という表現→法概念としては「婚姻」を用いる。 


・「入籍」について 結婚することを、「籍を入れる」と言ったり、特にマスコミなどでは「入籍」と表現する場合があるが、初婚の場合=婚姻届により「新しく戸籍が作られる」ので法概念から見ると正確ではない


 ●日本における婚姻 ・婚姻は民法に定められた法律婚主義  要件

 ①当人同士の合意と生活共同体を創設しようとする意思が必要 

 ②男性18歳以上、女性16歳以上 

 ③重婚は禁止 

 ④女性は離婚後100日経過しないと再婚できない 

 ⑤近親者間の婚姻禁止  優生学・倫理・道義の見地から親族間の婚姻はNG

 ⑥養親子等の間婚姻禁止 養子若しくはその配偶者 

 ⑦戸籍法に基づく婚姻届による届出が必要 

 ⑧夫婦は、夫または妻どちらかの姓を選ぶ 


 発生する義務

 ①同居・協力・扶助義務 

 ②貞操義務 パートナー以外とHしちゃダメ! 

 ③夫婦間費用の負担 

 ④夫婦の財産は共有とする共有制


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 ●結婚の現況


 ・初婚平均年齢が男女ともに年々上昇中(晩婚化) 


・夫婦の年齢差 明治~昭和15年頃までは「夫が4~5歳年上」が多かった。近年は2歳ほどに縮まった 


・未婚の男女が増加(結婚をしたくてもできない、結婚を選択しない(非婚)、要因 

 ①女性の高学歴化と社会進出により収入を得たから 

 ②「大人だから結婚しなくてはいけない」という社会通念の変化 

 ③女性から見て、男性と同居する魅力の減少(男性の収入の不安定化) 

 ④出産・育児は女性の負担が大きいから 

 ⑤男性から見て、女性と同居することの魅力が減少=非婚(結婚を選択しない)男性 

 ⑥女性とのコミュニケーションを避ける男性増加(セクハラや痴○漢扱いされ社会的制裁を受ける恐怖) 


・婚姻届を提出しないで男女が共に暮らす同棲婚


・事実婚も見られるようになってきた 


・少子化の懸念 社会を担う若手が減少することで、社会保障や社会制度の崩壊が懸念されている


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●結婚制度は、制度崩壊寸前? (様々な意見)


 ・結婚というものに対する価値感の変化 「どうして、結婚しなくてはならないのか?」「敢えて法律的制約の多い結婚制度を利用する必要がどこにあるのか?」


 ・現行結婚制度は「ありえない配偶者の善意を前提」とした制度であり、今時、一方の配偶者のみの犠牲を前提にした制度が成立する筈がない! 


・生まれてきた子供の生活の維持ができる法制があれば、特に結婚をしなくてもいいのではないか?


 ・子供は社会で育てる仕組みにせよ!(経済的・教育的) ・好きになった男と女が結婚し、幸せになる機会を奪っているのは時代に合っていない婚姻制度のほう 


★まとめ 


・婚姻届を提出して婚姻関係を結ぶということは、生活共同体として暮らしていくことに双方合意があってのこと。なので法的拘束、役割義務があるのは当然とみなされるが、大古から続いてきた「男性優位思想」により作り上げられてきた社会構造・婚姻制度の見直しが必要な時期を迎えている(同棲婚・事実婚をも受け入れる社会環境)


 ・「共に暮らしていきたい」と思える相手を探し見つけることができる環境が必要(経済面を含む) 


・結婚すれば独身時代のように勝手気ままな生活は出来なくなる。しかし、自由が減った分を上回る利得(精神面・生活面)を夫婦が享受できるのが結婚


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婚姻 するかしないかはアナタの考え方と行動次第



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