再掲載 お金の歴史
天気が良くて暖かく、日向では半袖で行動しましたが風に乗って杉花粉が大量に飛散!くしゃみ鼻水が止まらなくなりました・・・
子供の頃から花粉症のエイチにとって「1年で一番何もしたくない季節」でもあります
花粉症による労働力低下などを試算した「花粉症による労働力低下の経済損失額2024」は1日あたり約2,340億円損失!
そんな経済的損失に思いをはせ
過去 生まるまるピー で放送したテーマから「お金の歴史」を再掲載します
◎「お金の歴史」
○お金のはじまりは物々交換から
・お金というものが無かった時代の人びとは、自分の物と他人の物とを交換して欲しいものを手に入れていた
・物々交換は、物を交換する者同士が、相手の欲しいものを持っていないと取引が成立しないというデメリットがあった
○物品貨幣
・物々交換の不便を解消するため物品貨幣が生まれた
・物品貨幣の用件は、収集・分配できて、誰もが欲しがる物、誰もが価値を認めるもの、持ち運びやすく、保存できる
・自然貨幣=貝殻や石などの、自然の素材を貨幣として使用
・商品貨幣=米、布、塩などを貨幣として使用
・この時代、中国で宝貝が物品貨幣として使われていたことから、お金に関係のある漢字には貝のつくものが多い
・物品貨幣のデメリット=石や米は、持ち運びに不便で大量に運ぶための労力が必要になること
○金属貨幣
・金属貨幣とは、金、銀、銅などを溶かして加工したものを使用(まだコインではない)
・価値を決めたり取引するとき計量する必要があった
・金属素材は重く運搬が大変、金属がすり減る、失いやすい、削り盗られやすい
・その後、金貨、銀貨、銅貨といった鋳造されたコイン(硬貨)が登場する
○金属貨幣から兌換紙幣へ
・金属貨幣のデメリットを解消するために生まれたのが、兌換紙幣
・中世ヨーロッパで王や支配者が金・銀・銅の延べ棒やコインを発行し、国民はそれらで商取引をしていた
・特に価値の高い「金(ゴールド)」は柔らかいのですり減ったり、削り盗られる危険性が高く、人々は金庫番に自分の「金」を預けた
・そのとき発行された「金」の預り証が、いちいち「金」を引き出さず預り証だけ使って取引するようになり、後に紙幣となっていく
○銀行のはじまり
・大量の「金」を預かった金庫番は、預けた人物以外に預り証だけを発行し利息を得る商売を始めたのが銀行の始まり
・個人より大口との取引のほうが儲かるので、金庫番は「戦争のための資金」を必要とした国王に貸し付けるように
・仮に貸し付けた国王が戦争に負けても、担保とした土地・建物・財産を回収し金庫番は銀行家となり富を築いた
・財力をつけた銀行家は貴族となり政治力を使って紙幣の発行権を手にする
・紙に価値を記すだけで人々から家、店、、宝石、家畜など価値のあるものを担保に取り財力を増していった
○兌換紙幣から不換紙幣へ
金属貨幣の預かり証であった兌換(だかん)紙幣は、1929年の世界恐慌以降、金属と引き換えない不換紙幣へと変わっていった
○お金とは
・完全自給自足できず、社会と何がしかのかかわりがあればお金が必要
・お金の根本は、自分以外の人間が作った物やサービスを「物々交換」が不便なので紙幣やコインを使って取引している
・私達が働いてお金を稼ぐのは、他人の力やお世話を受けるため(根底には感謝の心がある)
○お金を稼ぐ
・資本主義は、モノ、サービスを金額に換算して循環することで成立している
・お金儲けだけに意識が向いていると視野が狭くなる
・お金で買える物、買えない物を考えてみる
「本」は買えるが「知識」は買えない
「家」は買えるが、「家庭」は買えない
「地位や名誉」を手にいれても「尊敬」は買えない
「セックス」できても「愛情」は買えない
○お金を有意義に使う
・生きていくために本当に必要なものは何か?→空気、水、食料、睡眠
・仏教の布施の実践を参考にしてみる
財施(ざいせ)…お金や衣食などの物を与える(お布施と聞いて浮かぶイメージはコレ)
法施(ほうせ)…相手の心に安らぎを与え、精神面で尽くす
無畏施(むいせ)…恐怖や不安などを取り除いて、安心させる
☆お金は、ある日突然価値を失うこともある
☆お金はあの世に持って行けないので執着しない
☆アナタがこの世で生きているだけで、だれかの働きに「感謝の対価(お金)」を払っている
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