師匠とエイチ その2
エイチ 中学入学祝いにアコギを買ってもらうがFコードで挫折。
同級生に「ビートルズのコピーバンドやらないか?」と誘われてエレキギターを親にねだって買ってもらう。
それまで目立たない生徒だったのに演奏すると人が注目してくれることに喜びを感じる。
高校で同級生が男2人で組んでいたフォークデュオのバックバンドギター担当となる。
このバンドのPA(音響)を担当してもらったのが師匠との出会い。
文化祭でモーリス・ホワイトを真似て「みんな楽しんでますか? 一緒に叫ぼう! イエーイ!」とやったエイチ。新入生歓迎会などでも「イエーイ!」とやったので高校在学中はずっと「あの人 イエーイってやった人だよね」と言われていた。
高校卒業後 師匠に憧れたエイチは師匠の務める舞台・音響・照明の会社に入り師匠の部下となる。
バンドは練習していたスタジオの廃業と同じくして活動を終え楽器も封印。
師匠と共に音響部で様々な現場に赴き仕事に邁進する。
「仕事とわたしどっちが大事なの?」というセリフを浴びて別れを経験した時期でもある。
とある事情から舞台・音響・照明の会社を辞める
何度か転職をくりかえし、ある時思い立って自分の部屋に畳一畳サイズの防音室をDIYする。
防音室から「ねとらじ AV紹介番組 まるまるピー」の放送を行うも168回で休止に。
※モーリス・ホワイト=ソウルグループ EW&F(アース・ウィンド・アンド・ファイアー)のボーカル
有名アーティストの前座を務めたこともある。
ソウル・ファンクミュージックを愛し、膨大なレコード&CDコレクションを有す。
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