ナマまるまるピー 第78回
ナマまるまるピー 第78回 いかがだったでしょうか?
放送内容
◎ミスターH先週の出来事&雑談
・酷暑が戻ってきましたね
・AV男優 トニー大木さん、中国版ツイッターのウェイボーでフォロワー100万人!
◎今週のテーマ「紙」
紙は、私たちの生活に不可欠なもの
○紙のない時代
・パピルス 古代エジプトで使われていた、紙(paper)の語源でもある。ナイル河の岸辺に生える、高さ2~3mになるパピルスの茎を薄く裂いて重ねプレスして脱水して作った。書き損じは海綿で容易に消すことができた。軽くて丈夫だったが、折り曲げに弱い
・羊皮紙(パーチメント) 羊、山羊、子牛などの皮を使い、引き伸ばしながら表面をなめらかにしたもの。文字の訂正をする時は表面を削った(活版印刷術を発明したグーテンベルク(独)が羊皮印刷した「聖書」は、1冊作るのに300匹分の羊皮が必要だった)
・粘土板 粘土を板状にして、くさび形文字を記した。乾燥させたり焼いたりすることで保存性が高い。欠点は重く、かさばること、大きな物は作りにくい
・木簡・竹簡(もっかん・ちっかん) 古代中国で紙が発明される前に使われていた書写材料。紐で何枚かを束ねて使った。欠点は重く、かさばること
○紙の歴史
・紙は紀元前2世紀頃、中国で発明された
・原料は麻のボロきれや、樹皮など
・紙の製造法はシルクロードを通って中央アジアや西アジアへ伝わるが、ヨーロッパへ伝わったのは紙が発明されてから1400年後
・ヨーロッパでは、製紙法が伝わった当初ボロ布などを原料としていました
・紙の需要が増えボロ布不足を契機に新たな原料が求められた
・1719年レオミュール(仏)が、スズメバチが木の繊維から巣を作るのを見て、木材を原料に紙が作れるのではと考えた
・1840年ケラー(独)が木材を機械ですりつぶしパルプを作る方法を発明
・西洋ではペンとインクに適する厚さと表面の滑らかさ、にじみの少なさが求められた
・東洋では筆と墨を使うため紙に求める性質が西洋の紙とは異なっていた
・日本に製紙法が伝わったるのは朝鮮半島を経由して(610年高句麗の僧、曇徴(どんちょう)が墨とともに伝えた)
・奈良時代、写経(仏の教えを記した書物を書き写すこと)、戸籍用紙、公文書に用いるため紙質を改良し、日本独自の和紙として確立
・日本最古に製造された紙が正倉院に保管されている
・平安時代、貴族が和歌を詠み、書物が刊行される(紫式部、清少納言が活躍)
・平安時代には「古紙の抄き返し」という使用済みの紙のリサイクルが行われていた
・鎌倉時代以降、紙の製造技術が発展したが、庶民には高価なものだった
・江戸時代、紙の生産量と種類が増えて紙の価格も下がった(農民が紙漉きを副業としたことも生産量に寄与)
・一般庶民も障子紙、瓦版、かるた、千代紙など和紙が生活に浸透する
・和紙の生産は、明治30年頃まで増加したが、新聞や本の発行が増え、紙の需要が急増したため「洋紙」の製造に移行していく
・潤沢に紙が使えるようになったのは1970年(昭和45年)頃から
・現在日本は世界3大紙生産国に名を連ねる(3位)
・紙のサイズ A判はもともとドイツ国内の規格から現在国際規格サイズになった
・A0判、長い方の辺を半分にする度A1、A2、A3、A4と紙サイズが小さくなっていく
・A0判は、縦横の比が 1:√2 であり、この比率はどのサイズでも同じ
・B判は、日本で江戸時代から使われていた美濃紙(みのがみ)の大きさが基準で、日本独自サイズ
○ティッシュペーパーの歴史
・ティッシュペーパーはアメリカの会社が化粧落とし用の紙として発売した(大正13年)
・昭和28年 日本に伝わる
・昭和39年 ボックスティッシュ、ポケットティッシュ発売
・昭和43年 広告宣伝用ポケットティシュ製造機が開発される
・ティッシュペーパーが2枚重ねなのは柔らかさを保ったまま強度を持たせるため
☆紙は木材を原料にした限りある資源、リサイクルしながら大切に使いましょう
【放送予定】
日曜 22時~ ナマまるまるピー(約30分)
木曜 23時~ AV紹介番組 まるまるピー
日曜 23時~ 【再放送】AV紹介番組 まるまるピー(木曜放送分)
放送内容
◎ミスターH先週の出来事&雑談
・酷暑が戻ってきましたね
・AV男優 トニー大木さん、中国版ツイッターのウェイボーでフォロワー100万人!
◎今週のテーマ「紙」
紙は、私たちの生活に不可欠なもの
○紙のない時代
・パピルス 古代エジプトで使われていた、紙(paper)の語源でもある。ナイル河の岸辺に生える、高さ2~3mになるパピルスの茎を薄く裂いて重ねプレスして脱水して作った。書き損じは海綿で容易に消すことができた。軽くて丈夫だったが、折り曲げに弱い
・羊皮紙(パーチメント) 羊、山羊、子牛などの皮を使い、引き伸ばしながら表面をなめらかにしたもの。文字の訂正をする時は表面を削った(活版印刷術を発明したグーテンベルク(独)が羊皮印刷した「聖書」は、1冊作るのに300匹分の羊皮が必要だった)
・粘土板 粘土を板状にして、くさび形文字を記した。乾燥させたり焼いたりすることで保存性が高い。欠点は重く、かさばること、大きな物は作りにくい
・木簡・竹簡(もっかん・ちっかん) 古代中国で紙が発明される前に使われていた書写材料。紐で何枚かを束ねて使った。欠点は重く、かさばること
○紙の歴史
・紙は紀元前2世紀頃、中国で発明された
・原料は麻のボロきれや、樹皮など
・紙の製造法はシルクロードを通って中央アジアや西アジアへ伝わるが、ヨーロッパへ伝わったのは紙が発明されてから1400年後
・ヨーロッパでは、製紙法が伝わった当初ボロ布などを原料としていました
・紙の需要が増えボロ布不足を契機に新たな原料が求められた
・1719年レオミュール(仏)が、スズメバチが木の繊維から巣を作るのを見て、木材を原料に紙が作れるのではと考えた
・1840年ケラー(独)が木材を機械ですりつぶしパルプを作る方法を発明
・西洋ではペンとインクに適する厚さと表面の滑らかさ、にじみの少なさが求められた
・東洋では筆と墨を使うため紙に求める性質が西洋の紙とは異なっていた
・日本に製紙法が伝わったるのは朝鮮半島を経由して(610年高句麗の僧、曇徴(どんちょう)が墨とともに伝えた)
・奈良時代、写経(仏の教えを記した書物を書き写すこと)、戸籍用紙、公文書に用いるため紙質を改良し、日本独自の和紙として確立
・日本最古に製造された紙が正倉院に保管されている
・平安時代、貴族が和歌を詠み、書物が刊行される(紫式部、清少納言が活躍)
・平安時代には「古紙の抄き返し」という使用済みの紙のリサイクルが行われていた
・鎌倉時代以降、紙の製造技術が発展したが、庶民には高価なものだった
・江戸時代、紙の生産量と種類が増えて紙の価格も下がった(農民が紙漉きを副業としたことも生産量に寄与)
・一般庶民も障子紙、瓦版、かるた、千代紙など和紙が生活に浸透する
・和紙の生産は、明治30年頃まで増加したが、新聞や本の発行が増え、紙の需要が急増したため「洋紙」の製造に移行していく
・潤沢に紙が使えるようになったのは1970年(昭和45年)頃から
・現在日本は世界3大紙生産国に名を連ねる(3位)
・紙のサイズ A判はもともとドイツ国内の規格から現在国際規格サイズになった
・A0判、長い方の辺を半分にする度A1、A2、A3、A4と紙サイズが小さくなっていく
・A0判は、縦横の比が 1:√2 であり、この比率はどのサイズでも同じ
・B判は、日本で江戸時代から使われていた美濃紙(みのがみ)の大きさが基準で、日本独自サイズ
○ティッシュペーパーの歴史
・ティッシュペーパーはアメリカの会社が化粧落とし用の紙として発売した(大正13年)
・昭和28年 日本に伝わる
・昭和39年 ボックスティッシュ、ポケットティッシュ発売
・昭和43年 広告宣伝用ポケットティシュ製造機が開発される
・ティッシュペーパーが2枚重ねなのは柔らかさを保ったまま強度を持たせるため
☆紙は木材を原料にした限りある資源、リサイクルしながら大切に使いましょう
【放送予定】
日曜 22時~ ナマまるまるピー(約30分)
木曜 23時~ AV紹介番組 まるまるピー
日曜 23時~ 【再放送】AV紹介番組 まるまるピー(木曜放送分)
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